ハノイのトランジット観光!入国から交通手段までを体験者が徹底解説!

こんにちは!!

今回は、これまで13回の海外旅行で15か国に行った僕が、

ハノイでトランジット観光した経験を活かして、ハノイのトランジットを徹底解説します!

この記事で分かること
  • 空港の出入国にかかる時間
  • トランジット観光に出る際の交通手段や時間
  • トランジットの際に困ったこと
ルキータ

現地でトランジットをした人間しか分からない情報をお届けします!

かなり丁寧に記事を書いたのでベトナムに行く方は是非チェックしてみてください!

こんな人にオススメ!
  • ハノイでトランジット観光を検討している方
  • ハノイに旅行する予定がある方
  • ベトナムに興味がある方
目次

トランジット観光には6時間くらい必要

ハノイ・ノイバイ国際空港 国際線ターミナル(T2)からハノイ市街までは約30㎞。片道40~60分です。

ノイバイ空港からハノイ市街までの所要時間
  • タクシーやGrab(配車サービス)で40分
  • バスでは約60分

ベトナムへの入国検査も30分ほどかかりました。飛行機が着陸してからハノイ市街に着くまで1時間30分~2時間くらいは見ておきましょう。

僕たちは3人旅で、6時間15分の乗り継ぎで2時間の観光ができました。一人で小回りが利くなら5時間くらいでも観光ができそうですが、団体で動くなら6時間くらいは欲しいところです。

僕のある友達はハノイでの4時間30分のトランジット経験しています。僕の友達は一人でハノイ市街までタクシーでたどり着き、フォーだけを食べて空港に戻ったそうです。

しかし、そもそも滞在時間が短いとベトナムへの入国を断られることもあります。トランジット観光には、できれば6時間、最低でも4時間は必要です。

ベトナムへの入国方法

2024年1月現在、日本人は45日間ビザなしでベトナムに入国することができます。しかし、4時間未満の短い滞在だと入国を断られるケースもありますのでご注意ください。

また、空路で入国する場合は必要書類はなしとなっています。

ノイバイ国際空港のイミグレーションには20人くらいの列ができていて、30分ほど待ちました。質問は、入国の目的や出国日などで丁寧に行われるため時間がかかります。

飛行機を降りた後は速足で行動すれば、待ち時間を短縮できるかもしれません。

入国には30分ほど掛かりますが、入国に苦戦することはないでしょう。

ノイバイ空港からハノイ市街までの交通手段

タクシー

タクシーでノイバイ空港からハノイ市街へは30~40分です。相場は350,000〜400,000VND(約2,000~2,500円)ですが、500,000VND(約3,000円)かかったという話もあります。

2024年1月現在、悪徳業者を政府が徹底に排除する政策を行ったため、ボッタクリはかなり減少しました。しかし、いまだに変なタクシーが紛れ込んでいることもあるそうです。

以下のタクシー会社は比較的トラブルが少ないと好評のタクシー会社です!

ベトナムで安全性の高いタクシー会社
  • Mailinh Taxi(マイリンタクシー)
  • Taxi Group(タクシーグループ)

バス

バスでは、ノイバイ空港からハノイ市街まで約1時間で行くことができます。ただ、渋滞や道の状況が悪く遅延することもあり、80分近くかかることもあるそうです。

僕たちは空港への帰り道をバスで移動をしました。

また、支払いは現金のみで、運転も荒いので注意してください。

しかし、市民バスなのに80km/hで走っていて怖かったですし、急ブレーキで荷物がすっ飛んでいったりもしました。

空港からハノイ市街に中心地に行くには、バス「86」番線が便利です。「86」番線はホアンキエム湖やハノイ旧市街、ハノイ駅の近くに行くことができますバスは国内線のT1と国際線のT2、どちらにも停まってくれます。

ノイバイ空港からハノイ市街まで
  • 片道45,000VND(約270円)
  • 片道1時間ほど

僕たちはこの時刻表に従って、86番のバスでノイバイ空港まで帰りました。45分に1本なので注意してください。(引用:Best Price Travel : Bus 86 Hanoi City to Airport: Schedule & Price)。

86番線の時刻表。「GA HA NOI」がハノイ駅発の時刻表。「SB NOI BAI」がノイバイ国際空港発の時刻表

Grab 配車サービス

Grabはスマホのアプリをダウンロードして利用する配車サービスです。Grabでは40分程度でノイバイ空港からハノイ市街まで行くことができます。

Grabの相場は、車1台300,000VND(約1,800円)、バイク1台約150,000VND(約900円)です。

また、タクシーと比べてGrabのメリットとデメリットは以下です。

Grabのメリット
  • クレジットカード決済が可能
  • 料金が乗車前に決まるため、トラブルにならない
  • タクシーより少し安い
Grabのデメリット
  • ドライバーとの待ち合わせが大変
  • 深夜や早朝は車がつかまりづらい

深夜や早朝はドライバーが少ないので、車を手配することに苦戦するかもしれません。しかし、Grabは料金トラブルも少ないため、東南アジアでは人気の配車サービスです。

ノイバイ空港でスーツケースも預けられる

スーツケースは、2階にある預かりサービスにお預けください。細かく1時間単位で預けさせてくれます。2階の少し奥まったところにあるの分かりにくいですが、吹き抜けとなっているエスカレーターの近くにあります。

料金は、スーツケース3個を5時間ほど預かっていただいて500円程度でした。1個いくらというものではなく、3つを一つのグループとして預かってくださいます。

トリップアドバイザーで調べてみても90,000VND(約540円)ほどが相場のようです(参照:Tripadviser「baggage storage Hanoi airport?」)。

ノイバイ国際空港ターミナル2のフロアマップ。赤丸で囲っているところが荷物預かりサービスです。

eSIMで電波もOK!

携帯を使えるように準備もしておきましょう。eSIMは、データをダウンロードするだけでインターネット回線を使えるサービスです。GrabやGoogleマップを使うためには電波が欠かせません。

別途、eSIMを解説する記事を書くつもりですが、eSIMの利点は主に二つです。

eSIMのメリット
  • 最短当日から申し込み、利用が可能
  • SIMカードの抜き差しが不要

日本国内にいる間に設定を済ませておけば、現地に着いて1分で電波を繋げられます。eSIMの電波も無事に繋がり、安心して旅ができる状態になりました!

僕と友達2人は、ハノイのトランジットでeSIMを初めて使いました。eSIMは問題なく使え、電波の繋がりも非常に良かったです。

トランジット観光なら1万円あれば安心!

ハノイでのトランジットには10,000円あれば十分です。現地での非常事態と物価を考慮すれば、1万円を持っておくと安心です。

非常時の交通費を計算する

以下のようなのトラブルがあり、空港までタクシーで往復することになった場合を考えます。

起こるかもしれないトラブル
  • バスを逃した
  • Grabのアプリが上手く使えなかった
  • 電波が繋がらなかった

ノイバイ空港とハノイ市街の片道の相場は35万〜40万VND(約2,000~2,500円)です。160万VND(約10,000円)を持っていると余裕でタクシーに乗れるので、いざという時も安心です。

両替のレートは現地の方が良いですが、何せトランジット観光は時間との勝負。日本で両替する、あるいは空港でキャッシングなどを使ってすぐ終わらせることをお勧めします。

タクシーで往復することになっても、10,000円を持っていれば安心です。

1人前の料理が500円程度の物価

総じてベトナムの物価は日本の1/2~2/3と安いです。1人前の料理をおなかいっぱい食べて、500円程度でした。

屋台に行けばさらに安く200円程度で美味しいご飯を食べられます。その他の食べ歩きをしても1食も50~100円もあれば十分でしょう。

地元の人が食べる食事だとそのくらいの価格帯です。もちろん、高級料理や国際ブランドのものは、日本と同じくらいのお金がかかることもあります。

ものクオリティによって値段はまちまちですが、ローカルなものは日本の半分くらいの値段しかかかりません。

2時間の観光だとハノイの雰囲気を味わう程度のことしかできません。現地の物価水準を考慮すれば10,000円を持っていれば十分ゆとりを持って観光できます。

僕たちのトランジット観光 体験記

ハノイのトランジットの基本情報をお届けしました。ここからは僕と友達2人のハノイのトランジット体験をご紹介します。

入国からGrabでハノイ市街に向けて移動

2023年3月、僕たちは12:30にノイバイ国際空港に到着。

30分くらいで入国審査を抜けて、スーツケースを回収。その後、空港2Fの荷物預かりサービスに荷物を預けました。

着陸から45分ほどで入国の手続きが完了。しかし、Grabの登録やドライバーとの合流でもたつき、着陸から1時間ほどでGrabでハノイ市街に向けて出発しました。

着陸から1時間半ほどでハノイ市街へ行くことができました。

ハノイ旧市街でランチ

空港からハノイ旧市街に到着後、「Bun Cha Ta」というベトナム料理屋さんでランチ。

「Bun Cha Ta」 はGoogleのレビュー4.4(3,090件)と非常に高い評価を得ているお店です。また、「Bun Cha Ta」人気観光地である「ホアンキエム湖」からも300mと近い位置にあります。

「Bun Cha Ta」はハノイ旧市街に位置しています。「Bun Cha Ta」からホアンキエム湖に行く途中にはハノイ旧市街の味のある街並みを楽しむことができます。

食事はベトナム料理で価格は60,000~110,000VND(約360円~約638円/2024年1月のレート換算)です。

僕たちは以下のようなセットを注文。

僕たちがオーダーした料理
  • お米の麺(フォーではない)
  • 春巻き
  • お肉のスープ
  • 生野菜

春巻きはジューシーで具がたっぷり入っていました。麺もゴロゴロと肉が入っているスープが美味しかったです!スープと麵を一緒に食べるのですが、麺がモチモチ過ぎて少し食べづらかったですね(笑)。

ハノイ旧市街・ホアンキエム湖を観光

お昼を食べ終わってフライトまで4時間弱になっていました。昼食をとった「Bun Cha Ta」からホアンキエム湖を目指します。

ハノイ旧市街は背の高い木が並び、古いビルが所狭しと建てられているエリア。道には物凄い数のバイクが走っていて、「ザ・ベトナム」という雰囲気です。

街には東南アジア特有の鼻をつく臭いも漂っていて、異国感満載です!

ガタガタの道や歩行者にあまり配慮してくれないドライバーもたくさんいます。歩くだけでも慣れないことが多くてとても楽しいです。

ハノイの中でも異国感満載の旧市街はとてもオススメです!

そうこうしている間に「ホアンキエム湖」に着きました。ホアンキエム湖は、建物が密集しているエリアに突然現れる湖です。

甲子園球場3つ分の湖は、都会のど真ん中にあるので実際のサイズよりかなり大きく感じられます。

岸辺には絵を描いている人や、ランニングをしている人、待ち合わせをしている人もいるなど、市民の憩い場として親しまれていることがよく分かります。

湖の北側には大きな交差点があり、無数のバイクが縦横無尽に行き来しています。日本では有り得ないバイクの交通量にムービーを取りたくなること間違いなしです!!!

ホアンキエム湖から徒歩でハノイ駅へ

ホアンキエム湖から86番のバスの始発点である「ハノイ駅」までは、1㎞ほど。僕たちは、16時発のバスに乗るべくハノイ駅を目指しました。

歩いている間にもベトナムらしい雰囲気を感じられ、非常に面白いです。

ハノイは現在、急発展している最中ですが、いまだに市民の生活には昔ながらのベトナムらしい姿が残っています。町の勢いとベトナムらしい昔ながらの文化が融合している様子は見ごたえがあります。

2時間の滞在でも十分に街の様子や文化を感じることができました。

ハノイ駅に着いたのはバスの出発の10分前くらい。86番のバス停は、ハノイ駅から向かって左側にあります。

バスはあまり人が乗っておらず、少しわかりにくかったですが、掲示板に大きく「NOI BAI」と書いてあるので判別することができます。

バスは17:00に、ちょうど60分でノイバイ国際空港のターミナル2に到着しました。

フライトは18:45!

2時間切っている!急げ~~~!!

と、こんな感じです。

6時間のトランジットだと、できることに限りはありますが個人的には大満足でした。美味しいご飯を食べ、ベトナムらしい街を散策することもできましたから!

ただ、帰りは少し時間が遅くなってしまってギリギリになってしまいました。バスを使うなら余裕をもって空港に戻ることをオススメします!

まとめ 予習をして安全なトランジット旅を!

いかがでしたでしょうか??今回は以下の点を踏まえて、ハノイのトランジットを徹底的に解説しました!

  • 必要な時間
  • 入国方法
  • 現地の交通手段
  • 荷物の預かりの有無
  • インターネット接続
  • 必要なお金の額
  • 観光スポット
  • 体験談

ハノイの情報はあまりネット上にありませんが、皆さんが安心してトランジット観光ができるように最大限配慮しました。

何事も「分からない」という状態が一番人を不安にさせるので、この記事が皆さんの参考になっていれば嬉しいです。もっと知りたいことがあるという場合は、コメントなどでお知らせください!

最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1998年生まれ 兵庫県神戸市出身で今も在住。
大学1年のときに行ったタイ旅行を機に、今までに15か国を訪れました。海外経験や趣味の読書、サッカー観戦、英語などの情報発信をしています。

目次