こんにちは!!
今回はTOEICの「900点の壁」についてデータや経験を踏まえて考えたいと思います。
今700~800点くらいの方や高得点を目指したいという方の参考になれば嬉しいです!
900点の壁とは
そもそも900点の壁とは700〜800点まで順調にスコアが伸びていた人が900点を前に行き詰まることを言います。
行き詰まるということは何回もTOEICを受けていて、スコアを順調に伸ばしていたということでもあります。
この壁にぶつかる人はそれなりに意志をもって勉強してきたと言えるでしょう。
しかし、実際に700〜800点から900点を取ることはそんなに難しいのでしょうか?
データや経験を基にお話しします。
データで見る900点取得者の割合
では、最新のTOEIC(第298回)のスコアの分布表を見てみましょう

受験者の中で500点以上は72.8%、600点以上は54.2%、700点以上は34.2%、800点以上は16.8%、そして900点以上は4.6%であることが分かります。
試験によってこの数字は若干変化しますが、いつ受けてもこのようなスコアの分布になるようにTOEICの問題は作られています。
データを見ると受験者の3人に1人が700点以上、6人に1人が800点以上なのに対し、900点は22人に1人と急に割合が小さくなっています。
このことから同じ200点を伸ばすにしても500点から700点にするのと(10人に7人→3人に1人)、700点から900点(3人に1人→22人に1人)にするのでは難易度が違うことが読み取れます。
なので、900点の取得に多少の壁があるのは事実と言えるでしょう。
800点くらいからは実力の伸びに対してスコアの伸びは小さくなる
データから800点は6人に1人、900点は22人に1人と、800点あたりから急に難しくなるということが分かりました。
公開されているデータは「895点〜」という区切りまでしかありませんが、データから推測するにおそらく930点は50人に1人、990点は数百人に1人というような分布になるのでしょう。
つまり800点以降は点数の違いとしては小さい一方で、実力の違いは大きいということです。なので900点と990点を一緒くたにするのはあまり良くないかもしれません。
現在のスコアが800,900点の人は990点のに出会ったらきちんと忖度してあげましょう笑笑
実際900点は難しい??〜900点につまずいた僕〜
データから分かったように800点から900点は多少難易度が上がるため、そこで少し詰まってしまう人がいるのも事実でしょう。
そして、僕も800点台から900点を超えるのに足踏みを経験しました。
その原因を振り返って考えると「慢心していたから」だと思います。
僕は2019年秋に855点に取ることができました。
僕がTOEICを初めて受けたときのスコアは450点でした。
当時は「このテストで800点ってヤバい!」と800点スコアラーを雲の上の存在のように思っていました。
本来は謙虚にさらに勉強すべきなのでしょうが、自分が憧れていたレベルに到達できたときにある種の満足感を覚えてしまいました。
そこからさらなるベストを更新目指してその後試験を受けました。
しかし、いまいちやる気が出ず、「今回ベストを更新できなくても、一応850点あるしな」という必死さがない状態でした。
そんな状態で試験を3回受けてことごとくベスト更新に失敗しました。期間にして2年半くらいです。(805点→795点→805点)
そして、今度こそはという思いで準備や試験の途中に1秒も気を抜かない覚悟で試験を受けにいってようやく905点に到達できました。
僕が900点を前につまずくのは当然でしたが、これから900点を目指す方にはある程度難易度が上がることは是非頭に入れておいてほしいと思います。
今900点の壁に差し掛かっている方もどうかめげないでください。つまずいたのはあなただけではありません!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここまで900点の壁について考えてきました。
データを見ると確かに800点から900点にかけて難易度が上がることや、900点と990点のレベルも違うことも分かりました。
ですが、900点ははおよそ22人に1人ということで、クラスに2人くらいということで意外と多い数字ではないでしょうか?
点数の伸びは小さくなってしまいますが、700~800点から900点や満点を目指すのも決して無駄にはならないでしょう。そして、700~800点を取れる方ならそんな点数をきっと取れます!焦らずじっくりいきましょう!!
僕も900点に満足せずより一層頑張ります!!一緒にがんばりましょう!!!
以上、参考になったら嬉しいです!!
最後まで読んで下さってありがとうございました!!!
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