口から英語がスラスラ出てくるようにするためには「物事を英語で考えること」がいいとを聞いたことはありませんか??
しかし、本当にこの方法に効果はあるのでしょうか?
3年半オンライン英会話を続けてきた立場から考察したいと思います!
英語での思考は効果抜群!

英会話の大部分は頭の中で行われる
結論から言うと、英語で考えることでスピーキングは確実に上達します。
それは考えることが英会話の大部分を占めているからです。
まず、質問を聞いてから答えるまでの流れを見てみましょう。
① 質問を聞く ② 頭の中で和訳する ③ 答えを日本語で考える ④ 答えを英訳する ⑤ 話す
このように5段階に分けられますが、②〜④は頭の中で行う作業です。
もちろんリスニングも発音も大事です。
しかし、質問を日本語で聞いても理解できなかったり答えを英語で言い表せなかったらもうお手上げですよね。
話す答えの質を左右するのは明らかに②〜④の考える行程です。
➄はただ音を発するだけの行程なので、聞取りさえできれば英会話は実質的には頭の中での作業であるからです。
そして考える作業のほとんどは英訳と和訳(②〜④)です!
なので、頭の中の「思考」をが英会話にとって大切なことは理解して頂けたでしょうか???
だからこそ「英語で考えよう」となるのです!

では、英語で考えるようになるとどうなるか?
これは簡単で口から英語がスラスラ出てくるようになります。
なぜなら英語で物事を考えると会話の5段階の②〜④をやっていることになるからです。
①質問を聞く ②頭の中で質問を和訳する ③答えを日本語で考える ④答えを英訳する ⑤答えを話す
先ほども言いましたが英会話の出来は②〜④の頭の中の作業で決まります。
なので、②〜④を日ごろから訓練しておくと格段に喋れるようになるんです。

僕たちは知っている言葉の中でのみ思考し、話すことができます。
これは日本語にも当てはまり、知っている言葉が多いほどその人の思考は深いと言えます(その人が話すかどうかは別です)。
見たことも聞いたこともない言葉で考えることはできないですよね?
なので語彙が豊富というのは、単に物知りということではなく、その人の思考の豊かさのバロメーターでもあるんです。
英語を話していて辛く感じるのは自分の考えに英語力が付いてこれないからです。
分かっているのに口から言葉が出てこないときほど歯がゆい瞬間はありません。
この日本語と英語の差を考えて埋める時間が長いほど不自然な間で会話はぎこちなくなります。
そして、相手が何を言っているか聞き取れないこともありますが、やはり多くの人は④の「考えの英訳」に苦戦します。
しかし、これは「物事を英語で考えるという習慣」でいつでもどこでも訓練できます!
なので、ミスし放題で場所を選ばないこの「英語で考える勉強法」は有効と言えるんです!
まとめ 大変だけどやる価値はある

このように耳で聞いて、口で喋るまでの間での頭の働きは非常に大切です。
そして、考えが英語でまとまるようになれば、残りはリスニングと発音練習という少ない手間で英語が上達していきます。
正直、すべてを英語で考えるのは相当大変です。最初はスマホや辞書が手放せません。
ただ、そうして地道に語彙や表現を身に付けていくことで少しずつ自分の考えが英語で良い表せるようになります。
自分の英語力が日本語力に追いついてくるようになります。
そうしたら自分がもどかしい思いをすることなく喋れるようになっているに違いありません!
僕もチャレンジしますのでみなさんも是非トライしてみてください!
以上!最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!!