「今回のマラソンは真剣にタイムを狙いにいきたい!」という場合は周回コースを選択しましょう!
理由は以下の三つです!
- ペース配分が簡単
- コースの特徴を掴みやすい
- 意外と飽きない
そして、直線のコースでタイムが出にくいのは以上の条件が正反対だからです!
周回コースの特徴を知って是非ベストを更新しましょう!!!
メリット➀ペース配分が簡単

一直線のコースに比べて圧倒的にペース配分がしやすいのが周回コースの特長です。
時計が置いてあるスタートに何度も帰ってくるからです。
例えばハーフマラソン(21.0975㎞)で7周する大会があったとしましょう。
あなたが1時間30分での完走を目標にした場合は、90(分)÷7(周)=771.4(秒)です。
なので1周を12分51秒で走ればいいのです。
ペースの計算が簡単ですよね。
マラソンのような長距離レースの際に1㎞ごとにペースを確認するのは思っているより大変です。
またレース中の距離表示も自分が思っている通りになるとは限りません。
僕が過去に参加したハーフマラソンでは18㎞まで「スタートからの距離」が示されていましたが、18㎞を過ぎたら急に「ゴールまで残り○㎞」という表示に切り替わり混乱したことがあります。
ですが、周回コースなら1㎞ごとに細かくペースを区切る必要もなく、距離の表示に困らされることもありません。
時計を気にする回数も減る上に、レースプランを走行中に変えざるを得ない状況になる可能性も少ないのでこれは周回コースの大きな特長と言えるでしょう。
メリット➁コースの特徴を掴みやすい

走っていく中でコースに慣れることもできます。
坂がある場所、風が強い場所、給水ポイントはどこか分かっておくとレース中に焦らなくなります。
事前にコースのアップダウンや給水ポイントを覚えていても、肝心のレース中に記憶が飛んでしまうなんてこともあります。
どこに何が待っているのか分からないのは結構なストレスです。
そして試走をするにしても、21㎞や42㎞は大変です。
しかし、周回コースならウォーミング・アップのときに最初は軽く歩いて、残りはジョギングでコースを走ることができます。
当日に試走をすることができるのです。
コースに慣れていく中で「ペースの上げどころ」や「踏ん張りどころ」を知ることもできるので、後半になるにつれて自分の目標タイムに集中することができます。
メリット➂意外と飽きない

みなさんは初めて歩く道を1回で覚えられるでしょうか???
初めて歩く道も何回も往復する中で慣れた道となり、やがて飽きます。
マラソンも同じです。
1周目にどこに何があると覚えたつもりでも意外とそうでもありません。
さらには、たくさんのランナーに囲まれて走る1~2周目はコースをじっくり見る余裕もないでしょう。
なので、よほど慣れ親しんだ場所でない限りはすぐには飽きません。
僕の経験上10周くらいすると新鮮味はなくなりますが、周回ならペースに集中できるのでしんどかった思い出はありません。
観光も兼ねたような大都市のマラソンは名所を巡れて楽しいです。
しかし、タイムを狙うのであればそれくらいの飽きは許容範囲内ではないでしょうか???
まとめ 10周以下の平坦なコースを探そう

以上のような理由から周回コースはタイムを狙う上で直線のコースより勝負しやすいです。
僕もこれまで6回のハーフマラソン、1回のフルマラソンに参加しましたが、好タイムが出たレースはことごとく周回コースでした。
さらにはその中でアップダウンが少ないコースはさらにおススメです。
精神的・肉体的にもかなり消耗が少なくて済みますからね。
関西近郊であれば大阪・長居公園のマラソンはまさにそれに当てはまります。
タイムを狙うのであれば、コースと時期はとても重要です。
気候条件は予測がつかない面もありますが、コースは事前に知ることができます。
どの大会に参加するか迷っている方はこのような軸で大会を探してみてください!
そして何よりまずはケガをせず、楽しく走りきってください!
以上!最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!!