何百年と読み継がれている古典は無条件に優れている!!!
そんな言葉を聞いて古典の本を買って来たはいいもののページをめくる手が重い…。
そんな悩みを持っていはいませんか?
でもそんなあなたに頑張って古典を読んでみようと思えるようにこの記事を書きます。
誰だって最初はキツイ!
古典は文章が硬く読むのは正直しんどいです。
それは使われている言葉が難しかったり馴染みがなかったりするからです。
さらに多くの古典はかなり昔に訳されたものが売られているので行間とか段落などという読者への配慮もありません!
ですが、安心してください
ぎっしり文字が詰まったページを吐きそうになるのはみんな一緒です!
むしろそうじゃないと気持ち悪いです。
特にここ10年20年くらいの間に出版された本を読みなれている僕たちがいきなり文字で真っ黒のページがひたすら続く古典に急に対応できるわけがありません。
だから落ち込まないで下さい。
みんな未経験のところから少しずつ硬い文が読めるようになっていきます。
だから焦らずゆっくりと呼んでいきましょう。
硬い文をどうやって読むか
では速く読めるようになるコツはあるのでしょうか?
僕はコツなんかないと思います。
古典を読めないのはそこかしこに自分が知らなかったり馴染みのない言葉があるからです。
そんな言葉がびっしり詰まった文をつまみ食いのように読んでいっても理解できないでしょう。
一行ずつ丁寧に読む。
分からない言葉が出てきたら調べる。
もうこれしかないのではないでしょうか?
日本の口語の文もさんざん日常生活で喋って聞いて書いて読んでいく中で少しずつ意味を理解できる量が増えていったはずです。
言語の上達はどれだけ使ったかどうかにかかっています。
そして、残念ながら古典で使われている少し難しい言葉の数々に僕たちは馴染みがなかった。
それだけのことです。
そこはもう諦めましょう。
読者に配慮のない編集や硬い文章を嘆いていたってどうにもなりません。
潔く「まだ読みこなせるほど国語力がなかった」と認めるところからがスタートです。
本のせいにしたい気持ちはよ~~~く分かりますが、こんな風に言い訳している人を見たらどう思いますか?
「僕が読めないのは著者が思考が整理されていないからだ!」
「私はこんな難しい言葉は使わない!こんな知識をひけらかしているような本は読めない!」
せっかくやる気になって古典を買って来たのに全然読めないという悔しさは痛いほどわかります。
でも、やっぱり読めないのは自分にまだ読みこなすだけの力がないからです。
そこを認めて変に著者の揚げ足を取ろうとせずに丁寧に読み進め、地道に積み重ねていくことが結局一番速く読めるようになるコツです!
あ!コツが見つかりましたね!(笑)
結局そんな究極に地味なことの積み重ねでしか物事は上達していかないんだと思います。
僕はね!!!
でも、読んだ経験上、古典は本当に良い本ばかりです。

やはりためになる古典
古典は何百年何千年と読み継がれてだけあり、やっぱりためになります。
例えば、渋沢栄一の「論語と算盤(そろばん)」
これは明治期の日本がどのような社会を創っていくべきか、ビジネスをしていくためにはどんなことが大事なのかいうことを書いた本です。
昨今の実用書で頻繁に扱われるテーマですが、昔の人も今と同じように仕事で成功したいと思っていたんですね。
渋沢の答えはこうです。
礼儀を尽くして、謙虚に学び続ける。自分がされて嫌なことは他人にもしない。
とことん礼を尽くせ、「論語」の教えこそ仕事において最も大切だ。
歴史に名を刻む日本の大企業家。
もっと、裏ワザのようなテクニックが書いてありましたが、真逆です。
ビジネスの神髄は心である。
人を大切にして、人々の役に立つということが大事なのだと。
確かにこの教えは本質を衝いています。
自分のことしか考えていない人と誰がビジネスを作っていきたいというのでしょうか。
そして、その信念が間違っていないことを裏付ける渋沢の功績もすぐにわかります。
歴史的な評価には文句のつけようがありません。
そして、そんなあらゆる評論家の辛口評価を耐え抜いてきた成功者が書いた古典が読めなかったら
やっぱり自分がその著者のレベルになっていないと考えるのが妥当だと思いませんか???
まとめ古典は99%ハズレなし!
よくよく考えれば古典は人類の歴史に名を刻む天才中の天才が書き残したものです。
僕たちとは比べ物にならない頭の良さをしています。
やはり古典にハズレというという本はほぼありません!
ちょっと読めなかったとしても、「天才のレベルを感じられてラッキー」くらいに思って悪戦苦闘するのが健全なのだと思います。
そして、まず何より「読む」という段階まで行動していることが素晴らしいです。
チャレンジしない限り壁にぶつかることは決してありませんから!
今、壁にぶつかっている人もそこには確かな自信をもってこれからも果敢に挑んでいきましょう!
以上!最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!!