あなたの周りに、何回言っても伝わらなかったり、忘れられたりする人はいませんか??
僕の周りにはそんな人がちらほらいて、
「何で伝わらないかな〜」と内心イライラしています(笑)。
でも一方で、自分の伝え方が良くないのかなとも思います。
「バナナの魅力を100文字で伝えてください」
という本を読みました。
伝え方を教えてくれる本ですが、伝えることの難しさは誰も感じているものなんだと感じました。
この本を読んで、やっぱり工夫できるのは「相手の理解度」ではなく「自分の伝え方」だと改めて実感しました。
相手が聞いてないこともあるでしょうけど、たいがいの誤解は自分が伝えられてないせいです。
今回はこの本から学んだ、伝えるときに大切な3つの考え方を解説したいと思います!
伝えるときに意識したい3つの考え方
早速、結論からお伝えすると
僕がこれから伝えるときに意識したいのは以下の3つです。
- とにかく相手の立場から考えること
- 完全に自分の思いは伝わらないと割り切っておくこと
- 何回でも伝えること
面倒ですが、自分が相手に伝えたいことを繰り返し丁寧に言うようにしていきましょう。
それではなぜこれらが大切なのか解説します!
とにかく相手の立場から考えること

相手の立場で考えることが大切なのは
人は伝わったことで物事を判断するからです
例えば、「この資料の作成を急いでほしい」と言われても
ただ無表情で言われるのと、汗だくの必死の形相で言われるのとでは
伝わる本気度はまったく違います。
この例は極端かもしれませんが、ただ事実を伝えても
相手がよく内容を理解できなかったり心に残らなっかったりすると人は簡単に忘れてしまいます。
- どうしてそうなったか
- いつまでにやらなければいけないか
- なぜあなたに話しているのか
などなど
自分は、話の流れと要点を言う前から理解しています。
ですが、聞き手は当然そんなことは知りません。
それをすっ飛ばされて話されたりすると、ほんとにお手上げです。
共感してもらいたいなら、話の前提はきちんと整理して伝えるようにしないと、人は自分のことをいちいち見てくれているほど暇じゃありません(笑)。
話が長くなり過ぎないように注意しなければいけませんが、できるだけ物事の初めから今までを丁寧に説明するようにしましょう。
完全に自分の思いは伝わらないと割り切っておくこと

これは責任を放棄するわけではありません(笑)
ただ、自分と完全に同じ世界観や価値観で生きている人はいないということです。
その状況に置かれた誰もがあなたと同じように感じ、行動するわけではありません。
この考え方の多様性が面白いときもありますが、誤解を引き起こすこともしばしばです(^_^;)
聞き手は聞き手なりの世界観であなたの問題を捉え、理解できる範囲で理解します。
厳密には自分が直面した経験は2つとこの世にないことです。
それを完全に理解してもらうのは無理です。
その考えを前提として持っておくだけでかなり気が楽になる上に、どうしたら伝わるか考えるようになります。
自分がなぜそのように感じたか考え、その経緯を言葉にする。
面倒ですが前後の文脈や自分の前提としていた認識を伝えてあげると、聞き手は想像しやすくなります。
そうするとあなたの思いはより一層分かってもらえるようになるでしょう。
何回でも伝えること

人は大半の記憶をすぐ失ってしまいます。
なので「言わなくても分かるだろう」とか「前も言ったから」という思い込みは危険です。
それに、どんなに上手な説明でも一回ですべて覚えきるのはとても難しい。
ちゃんと聞いていたつもりでも聞けていなかったりすることもありますよね??
言ったことを忘れられるのは悲しいです。
しかし、色んなことを忘れているのはお互い様です。
人は忘れるという認識を持ちましょう。
そして余談ですが、口にせずとも褒め言葉は何回でも聞きたいものです(笑)。
大切なことは何度でも伝えましょう。
ミスを防ぐことにもなりますし、関係性の維持向上にも繋がります。
まとめ 伝わらなければ言ってないのと同じ
ここまで、人に伝えるときに持っておくべき考え方を解説してきました。
ここまで述べてきたことはコミュニケーションの基本的なことだと思いますが、言うは易く行うは難し。
前提を飛ばしていきなり結論から話したりしていないでしょうか?
感謝の言葉や愛情表現なんかを適当に済ませていないでしょうか?
思っているだけでは伝わらないですし、口にしても伝わらなければ意味がありません。
何かを伝えるときには徹底的に相手の視点に立ってどうすれば伝わるか考えてみましょう!
考えながらコミュニケーションを取ることであなたの伝える力は少しずつ上がっていきます。
相手に伝わるようにする工夫は自分にできる最大限の配慮です。
自分に変えられるところに集中して、少しずつ変えていきましょう!
以上!最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!!