インドに行ったら人生観はどんな風に変わる?

海外旅行記

インドに行って人生が変わった!新しい自分が見つかった!などなど。

人生経験としてインドに行っておきたいと思っている方は少なからずいます。

まあ僕もインドに行って大なり小なり人生観が変わったので、その心境の変化をお伝えできればと思います。

最大の変化は「環境に感謝できるようになったこと」

インドに行って思ったのは「日本最高!」という感想です(笑)。

思ってたのと違う??

でもこれが事実なんですよね~。

まるで雷に打たれたように人生観が変わったもいるそうですが、僕はそんな変化は経験していません(笑)。

正直、旅行の最中はインドと日本の生活環境が違いすぎて、1週間足らずでしたが疲労困憊といった感じでした。

日本に帰国できるときは一緒に行った2人の友達と、空港で合格した受験生のようなガッツポーズで記念撮影をしました(笑)。

ムンバイ国際空港。空港の綺麗さもあって最高の思い出があります。

本当に「日本に生まれて良かった~~~」と日本人であることを噛みしめました。

では、具体的にはどんなことに感謝できるようになったのかをご紹介します。

日本のインフラの水準の高さ

生活環境が本当に大きく異なるので、特に違いを感じた点をご紹介します。

インドに行くとただ道路が平坦であることに感謝できます。

道がデコボコでスーツケースを押して歩くのも一苦労です。

インドで車椅子での生活を余儀なくされた方々は相当キツイと思います。

デカイ段差、穴ぼこ、割れ目が多くて健常者でも歩くのは大変だと思います。

さらに!

気を付けないといけないのが路上に落ちているゴミや動物のフンです。

街は牛なのか犬なのか人間なのか分からない糞尿まみれです。

それ以外でも謎の悪臭が立ち込めていたり、道をボーっと歩ける日本との違いをよく感じました。

食事

日本人が行くと100%おなかを壊すといわれるインド。

幸運にも僕たちは食中毒のような腹痛に見舞われることはありませんでした。

それでも食事をするたびにおなかを壊す心配をしていました。

30℃を超える場所で常温保存されている調味料

現地の生野菜、汚れている調理器具…。

屋台の調理場。多分まだマシなほう

僕たちが綺麗すぎる環境にいるとも言えますが、毎回おなかを壊す心配をするのは大きなストレスでした。

ガチで肝炎とか変な病気になって入院する人もいるので注意してくださいね。

街の喧騒

インドはとにかくうるさかったです。

主な騒音源は3つ。

クラクション、爆音の音楽、客引きです。

特にクラクションはひどいです。

インド人はクラクションを鳴らすことで交通状態が改善すると考えているそうで、クラクションが真夜中でも鳴りやみません。

徹底した他責思考…(笑)。

日本は同調圧力とか嫌な風に言われることもありますが、やっぱり街が静かっていいですよ(笑)。

夜12時のデリー。

たくましく生きる人々

それでもインドに地球の人口の6分の1の人が住んでいます。

日本人の方が少数派であることは間違いないです。

そんな環境でもたくましく生きている人から、「もっと強くいきねば…」と思わされました。

どこにでもいる物乞い

アーグラー・カント駅

ホームレスがいるのはインドに限った話ではありません。

ただ、インドは今まで僕が行った国の中で最多でした。

子どもから年配の方まで色んな人が物乞いをしていました。

病気で体の一部が奇形になっている人

マフィアに足を切り落とされて物乞いをさせられていそうな人

そんな人たちにどこにいっても声を掛けられました(当然写真はないですが…)。

ニューデリー駅

いくらこの世界が残酷とは言え、物乞いの人を見ると流石に色々と考えさせられます。

日本で彼らほど過酷な運命を突き付けられた人はほぼいないでしょう。

改めて自分が奇跡的な幸運に恵まれていたことを知りました。

彼らからすると五体満足で海外旅行に行くことは生まれ変わらないと無理でしょう。

川に浮かんでいる牛の死体と人

ガンジス川でボートに乗った時の話です。

ヒンドゥー教の聖地として有名なガンジス川では、日夜ヒンドゥー教徒が沐浴をしています。

遺体も流していて、川のほとりでは24時間365日火葬が行われています。

最近は規制が厳しくなり、こうした伝統は少しずつ環境に配慮したものになっています。

ただ…

河川の環境は未だ劣悪です

衝撃を喰らったのは人が泳いでいる横から流れてきた茶色の物体

なんと牛の死体!!!!!

何食わぬ顔でボートの僕たちに手を振ってくれる彼らと浮かんでいる死体のグロさのギャップは相当でしたね(^^;)

人間の免疫力ってすげぇ(笑)。

まとめ 時間差でインド旅が人生観を変える

旅の真っ最中は次から次へと起こるハプニングや衝撃的な出来事に対処するのが精一杯で、何が何だかわかりませんでした。

でも、帰国して数週間くらいして落ち着いて旅を振り返られるようになったらインドの経験の貴重さを感じることができます。

話を聞くのと実際に行くのとでは訳が違います。

この記事に載せている写真の場所も、実際の場所のインパクトはこんなもんではありません(笑)。

強烈さは100分の1くらいになってしまっています。

ただ、それくらい強烈なインドの経験の整理がつくようになってから、僕は自分がいる場所に感謝できるようになりました。

色々と問題山積みの日本ですが、実はとってもいい国なんですよ??

まぁ、それはインドに行かないと分からないですかね?(笑)

興味がある方は是非インド、行ってみてください!!

以上!最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!!

ルキータ

海外旅行と読書が好きな社会人1年目。趣味の旅行で11か国を訪れるかたわらでオンライン英会話を4年継続。読書はビジネス書を中心に一年で50冊ほど。日本で生まれ育ちでTOEICを450→905点に。ルキータという名前は好きなサッカー選手(ルカ・モドリッチ)の愛称を使っています

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