森保一監督は史上初めてワールドカップのグループリーグを首位で突破したアジア人監督になりました。
アジア勢がグループリーグを首位で突破したことは史上3回目です。
日本代表は2002年の日韓大会以来の首位突破です。その時の監督はフランス人のトルシエさんでした。
そしてアジア勢がグループリーグを首位突破したもう一つの例は、こちらも同じく2002年の韓国代表です。そのときの監督はオランダ人のヒディングさんでした。
これまでアジア勢が首位突破したのは自国開催の国が一度ずつあるだけでした。2022年大会も同じ大陸とは言え、気候も生活習慣も全く異なるカタール。森保さんの功績がいかに素晴らしいか分かるでしょう。
何だかんだでアジアからも韓国やオーストラリアなどグループリーグを突破する国は出てくるのですが、結局いつも2位で抜けていたんですね。言われてみれば、アジア勢はいつもギリギリの戦いで勝利をもぎ取っています。
日本人監督でグループリーグを突破するのは2010年の岡田武史さん、2018年の西野朗さん3度目です。こうして自国の監督が代表チームを率いるようになってくれば日本も強豪に割って入れるようになってくるはずです。
今までの優勝国はすべて自国の監督がチームを率いています。選手としても監督としてもワールドカップを経験する。そんな監督が今後日本から現れてくれるのを待ち望んでいます。個人的には長谷部誠さんにやってほしいと思っています。