今大会のクロアチア代表はどんなチーム?

日本の歴史的な勝利によってワールドカップの決勝トーナメント一回戦で、日本と対戦することになったクロアチア。

簡単にチームの特徴と注目選手をまとめますので、頭に入れて試合を楽しんで下さい!

世界一の中盤3枚がチームの心臓

チーム最大の特長はMF3人のクオリティの高さです。モドリッチ 、コバチッチ、ブロゾビッチの3枚はクロアチアが世界に誇る選手たちです。

この3人のMFはすべて足下のテクニックやポジショニングの良さ、視野の広さがワールドクラスです。モドリッチに注目が集まりがちですが、コバチッチとブロゾビッチも半端ないプレーをします。

この3人のおかげでクロアチアは落ち着いてボールをキープでき、相手のプレッシャーがかからないスペースにボールを逃がせます。そして、広いスペースと浮いた味方を使って丁寧に繋いで攻撃をします。

3人のMFはボールキープに絶対の自信を持っており、グループリーグではベルギーをも苦戦させてGS敗退に追いやりました。

この3人をはじめとしたクロアチアの選手たちは絶えずピッチを動きまわりボールを広いスペースに展開します。

スペインほどポゼッションにこだわるチームではないですが、日本戦はクロアチアがボールを握る展開になることが予想されます。

サイドから丁寧に崩す攻撃

クロアチアは徹底的に繋いで攻撃を組み立てます。そして、サイドアタッカーと中盤が連携しながらパスで相手DF陣を崩していきます。

このときに攻撃のタクトを振るうのがモドリッチです。ピッチ上の空いているスペースや味方を見つけてパスを倒すだけでなく、絶妙な間をとって味方が上がる時間を作ることもできます。

モドリッチの戦術眼や天才的なセンスでペナルティエリア内で空いている選手やスペースには高い確率でボールが飛んでくるので要注意です。

FWにボールを収められる選手がいないため丁寧に繋ぐサッカーをしていますが、攻め手はそれだけではありません。

左にいるカットインの名手ペリシッチなどスピードに乗って個で打開できる選手もいます。

選手の配置とクオリティで美しく崩すクロアチアの攻撃はとても見応えがあります。

守備の注目ポイント

注目選手はグバルディオルです。2002年生まれと若い選手ながら今大会では際立った活躍をしています。

昨年のEUROにも19歳で出場し、安定したパフォーマンスを果たしていました。今大会ではポジショニングや身体能力の高さを見せ、危ないクロスをことごとくカット。

そして、自らドリブルでボールを運ぶこともでき、気を付けないとグバルディオルから一気にシュートまで持っていかれてしまいます。

そして守り方としてはサイドバックがライン際まで出て行ってMFと3枚くらいで挟み込んで奪っていました。

ただ、そのせいで広く開いたスペースを使われることもあり、付け入る隙はありそうです。

まとめ 最後まで絶対に諦めないチーム

モドリッチがキャプテンになって以降、彼の闘魂がチームに良い形で伝染しているように感じます。

昨年のEUROではスペインに2点のリードをされてもアディショナルタイムに追いつきました。

さらにワールドカップ予選の最終節、ロシアとの首位攻防戦も粘りに粘って出場権を獲得するなど代表チームの愛称ヴァトレニ(炎)のような熱い戦いを見せてくれました。

キャプテンのモドリッチは「クロアチアは逆境に立たされるのが宿命のチーム」と言っており、彼やチームは逆境をむしろ歓迎するようなメンタルをしています。

実際、その精神で前回大会でも延長戦が続いても強豪を蹴散らしてファイナルまで進みました。

モドリッチはその精神を伝えることを代表チームでの一つの目的としており、若手にその精神が根付き始めたように感じます。

チームに根付く最後まで諦めない精神でリードを許しても、クロアチアは笛が鳴るまで絶対に走ることを止めません。

厄介な相手ですが、日本代表なら必ず勝ってくれます!全力で応援しましょう!!!

以上!最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!!

ルキータ

神戸市出身のサッカー・旅行・読書が好きな社会人1年目です!
日本で生まれ育ちながらも、DMM英会話1000回以上の授業と2回の短期留学を経て、独学でTOEICを450→905点にアップ。
サッカーの推しクラブはレアル・マドリードです!旅行では11か国を訪れました。読書はビジネス書を中心に一年で50冊ほどの本を読んでいます。

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