強豪セビージャを迎え撃ったマドリーはまたまた「バルベルデ大砲」が火を吹き、3得点の快勝!
試合の流れも終始コントロールし、リーガ1位の座を盤石のものとしています!
一方のセビージャもラメラのオシャレなゴールで追いつき、もう少しで引分けというところまでいきましたが、最後は力尽きました…。
この試合では先日、表彰が終わったバロンドール、ヤシン賞のお披露目セレモニーが行われました!
彼らの受賞に華を添えられ、マドリーは最高の形で試合を終えられました!!
前半 マドリーが中盤でボールをことごとく回収

レアル・マドリー(白・4-3-3) クルトワ(1)/メンディ(23)・アラバ(4)・ミリトン(3)・カルバハル(2)/クロース(8)・チュアメニ(18)・モドリッチ(10)/ヴィニシウス(20)・ロドリゴ(21)・バルベルデ(15)
交代 チュアメニ→カマヴィンガ(65分)、メンディ→リュディガー(77分)、カルバハル→バスケス(77分)、モドリッチ→アセンシオ(77分)、アラバ→ナチョ(86分)
セビージャ(赤・4-3-3) ボノ(13)/テレス(3)・マルコン(23)・グデリ(6)・モティエル(2)/トーレス(21)・ジョルダン(8)・ラキティッチ(10)/ラメラ(17)・イスコ(22)・ナバス(16)
交代 ナバス→カルモナ(66分)、トーレス→パプ・ゴメス(69分)、イスコ→ディレイニー(76分)、ラキティッチ→ラファ・ミル(76分)
この試合でも、最近絶好調のパフォーマンスを維持している中盤の3枚とバルベルデがセビージャからのボール回収に貢献。
セビージャが前にボールを運ぼうとしてもバルベルデがDFラインに吸収される形の5-3-2のブロックを敷いて対応。
バルベルデの機動力とスタミナで1.5人くらいのエリアをカバーして、浮いたDF1人とMFで挟み込んで奪うというシーンがよく見られました。
バルベルデの超人的な能力ありきのディフェンスですが、穴が見当たりませんね。
そして、クロースとモドリッチで攻撃を組み立てる。
この試合で目立っていたのはモドリッチです。
基礎的なパスやトラップの技術が非常に高い上に周りが見えているので、プレー中に下す判断がどれも的確で無駄がありません。
また、ワンタッチで華麗にボールをさばけるので、自分も周りもスタミナを浪費しないで済みます。
そんな無駄のない「大人の熟練したプレー」は早々に実を結び、開始6分でセビージャのゴールを陥れました。
ラ・リーガでは2節のセルタ戦以来のゴールとなる先制点を挙げました!
後半 逆にセビージャが中盤でボールを回収

前半はどこをどう攻めても上手くいかない停滞感のあったセビージャ。
どこに行ってもボールを奪うマドリーの「掴みどころのないディフェンス」完全に抑えこまれていました。
メンバーも入れ替わらなかった後半は前半と同じ流れが続くと思われました。
ところが、後半はセビージャがボールを保持することができるようになりました。
サンパオリ監督の修正が効いたのでしょうか。
ラキティッチからは右ウィングのヘスス・ナバスにロングフィードが入るようになるなど、右サイドから効果的な攻撃ができるようになりました。
そして、54分。ヴィニシウスからボールを奪ったモンティエルがアラバの裏のスペースにスルーパス。
受けたラメラがおしゃれに浮かせてネットを揺らし、同点に追いつきました!
前半はあれだけ圧倒されていた試合でも後半の数分で同点になるサッカーは予測不能で面白いですね!
ラメラもクルトワ相手に落ち着いたゴールで素晴らしかったです!
後半にペースダウンしたマドリーに追いついたことでゲームには緊張感が戻りました。
交代選手の差で勝負あり!

セビージャが見応えのある試合にしてくれましたが、最終的にこの試合を決定づけたのは選手層の厚さの違いでした。
77分。マドリーはバスケスとアセンシオ、セビージャはラファ・ミルを投入し、お互いに攻撃の活性化を図りました。
結果的にこの交代が試合を決定づける結果を産みます。
79分。ラファ・ミルの雑なパスが奪われてバスケスがゴールしたのです。
セビージャにとっては痛恨の失点となりました。
さらに81分。アセンシオのワンタッチパスからバルベルデのミドルが炸裂。
速過ぎて入ったかどうか一瞬よくわからなかったですが(笑)、アセンシオがダメ押しのゴールをアシストしました。
今のマドリーは交代で入ってくる選手のレベルが非常に高いですね。
後半の20分くらいは閉塞感のあったマドリーでしたが、最終的には難敵セビージャを下しました。
楽な試合はないと断言するレアル・マドリーですが、この試合でもちゃんと勝ち切りました。
ファンとして今のチームにはとても安心感があります。
まとめ W杯まで連勝を貫けるか?

この試合でラ・リーガは4連勝のマドリー。
11月20日開幕のワールドカップまではあと5試合あります。
あと2週間ほど中2~3日で強度の高い試合をこなさなければいけません。
個人的にはケガ人が出ないか非常に心配です。
ワールドカップ直前のこの時期はあらゆるサッカー関係者がピりついています。
個人的にもケガ人が出ずにこの難しい過密日程を乗り越えてほしいと心から思っています。
チームの勝利も大事ですが、選手たちのことを案じながら応援していきたいと思います!
以上!最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!!