ラ・リーガ第9節伝統の一戦「エル・クラシコ」は3-1でレアル・マドリーの勝利に終わりました!!!!!
やはりクラシコはどんな状況でも熱があっていいですね!
これでマドリーが単独1位となり、ラ・リーガの優勝争いで大きく前進しました。
前半から中盤が間延びした展開となり、カウンターを打ち合うレアルが得意とする形になりました。
一方のバルセロナはCLのインテル戦に続き、ラ・リーガの優勝争いにおいても後退。
シャビ監督の進退が危ぶまれる事態になっています…。
以下、先発のフォーメーションです。

攻守に絶大な存在感を示したバルベルデ
何と言ってもこの試合のヒーローはバルベルデでしょう!
ウイングながらボックス・トゥ・ボックスで走り回り、マドリーの最優先事項である守備の安定性に高く貢献しました。
スプリントを絶えず繰り返すだけでなく、競り合いやプレスの強度も90分間落ちませんでした。
それであの豪快なミドルシュートを突き刺すわけですからね…。
現在、世界最高のウイング?(ウイングバック?)と言っても過言ではないでしょう。
今日初めて彼を見たという人でも彼のスピード、スタミナ、守備強度はよく伝わったはずです。
まだ24歳にしてこのクオリティ。
とてつもない選手に育ってくれました!
試合全体としてもマドリーが横綱相撲で圧倒

マドリーは守備ブロックをきちんとセットすることを最優先事項として試合に入ったと思われます。
昨シーズンから引き続き強固な守備を誇るマドリー。
敵CBにプレスはほとんどかかっていませんでしたが、その分センターで相手を自由にさせませんでした。
カルバハルやメンディという対人守備の強いDFを配置し、相手ウイングを中にカットインを阻止しました。
そして、ロングボールが入ってきてもミリトンとアラバの2枚でレバンドフスキへのボールも処理。
まずはこのベースとなるDF陣が相手の自由を奪った上で、中盤のクロース、モドリッチ、チュアメニがセカンドボールを回収。
ワンタッチで繋ぎ、ヴィニシウスやバルベルデ、ベンゼマを中心にバルセロナゴールを脅かしました。
バルセロナのフレンキーやペドリに仕事をさせず、70分くらいまでほとんど相手を寄せ付けない完璧な戦いを見せました。
この内容にはマドリディスタもご満悦で、57分の時点で「オーレ」の合唱が起こったほどでした。
これだけ試合を圧倒してくれるとは思っていなかったので清々しい気分で試合を見ることができました。
エース・ベンゼマもネットを揺らして復調の兆しを見せるなど、マドリディスタはお祭り騒ぎの大興奮でした。
ガビ・ファティの投入で怖さを見せたバルサ

一方のバルサですが、完全にマドリーにしてやられたわけではありません。
中盤が間延びしてカウンターを打ち合う展開に対応するために、60分の3枚替えでブスケツを下げてガビを投入。
フレンキーをアンカーに移動させたことで、中盤のプレスの強度が一気に上がりました。
その結果、ガビの高い守備強度でマドリーのビルドアップを阻害することに成功しました。
そして、73分にファティが投入。
ファティのアタッキングサードでの怖さはすごいですね。
77分10秒のシーン。前を塞がれていても振りの早いシュートでゴールの可能性を感じるミドルを放ちました。
そして、83分。カマビンガとバルベルデの2枚の包囲を上手くかい潜ってクロス。
レバンドフスキがフリックして、フェラン・トーレスがゴールに流し込みました。
それからロドリゴのPKのシーンまでは緊迫感が続き、バルセロナが上手く攻められていたことでゲームは面白くなっていました。
個人のパワーやスピードに頼る今の攻撃以外にも手段が持っていれば今日のように圧倒はされなかったはずです。
今後、バルサが彼ららしい美しくパスで崩す攻撃方法をいかに編み出していくかに注目です。
明暗がはっきり分かれたクラシコ

今季の優勝争いを展開するであろう2チームによる直接対決はマドリーの完勝で幕を閉じました。
バルサも良いところを多少見せつけたとは言え、内容はマドリーの圧勝でした。
盤石の守備からのカウンターの強さはもう手が付けられない領域に入っています。
ラ・リーガ連覇に向けて順調な航海は続きます。
一方インテル戦に続いて、苦しい状態が続くバルサ。
シャビ監督の進退に影響がなければいいですが、攻撃にテコ入れが必要なのは確かです…。
レバンドフスキに依存しない昔のような美しく崩す攻撃ができればベストですが、難しいんでしょうね。
正念場を迎えているバルセロナ。
ここからの挽回に期待しましょう!
以上!最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!!