この試合を見逃した!
あるいは
見たいけど見れなかった!
という方々に向けて22-23ラ・リーガ第8節 バルセロナ×セルタ
の試合の流れを解説したいと思います!
結果は1-0でバルセロナの勝利。
前半はバルサ自慢のMF三銃士が躍動!
ガビからのクロスのこぼれをペドリが押し込みました。
一方の後半は名手イアゴ・アスパス率いるセルタが猛反撃!
セルタが決定機を5回?くらい創り出しましたが、バルサが辛くも逃げ切りに成功。
バルサとセルタの選手の良さをどちらも楽しめた試合でした!
前半 セルタのブロックをバルサが攻略
前半はバルサ自慢のMF陣が中盤を制圧して、試合の主導権を完全に握りました!
7節終了時点でラ・リーガ6連勝中で、失点もわずかに1のバルサ。
セルタは近年、バルサとの相性は悪くありませんが、この試合は守備から入っていました。
セルタは4-4-2のブロックを作って上手く中央を固めました。
パスの通しどころはなさそうに見えましたが、MF陣が躍動。
特に、目立っていたのがガビとブスケツでした。
ガビはこの試合13㎞も走ったという数字の通り、ピッチをところ狭しと走り回っていました。
中央から左で後方からのパスの受け手となり、攻撃の起点となっていました。
そこでガビは強みである泥臭さや肉弾戦の強さを発揮。
爽やかな見かけによらず、気迫のこもったプレーをするガビ。
試合後にはセルタのオスカル・ロドリゲスと言い争う写真が「ガビは怖いもの知らず」と話題となっていました(笑)。
そして、そんなガビの働きをムダにしない男がセルヒオ・ブスケツ。
こちらは対照的にいつも冷静沈着です(笑)。
ブスケツはどっしりと構えて、相手の急所にボールを送り込んでチャンスをいくつもの決定機を作りました。
チャンスだと何かと動きたくなってしまいますが、それを我慢することが味方をプレーさせやすくするそうです。
そして、個人的に特に上手さが際立った思うのが、12分50秒のペドリがガビに送りこんだボールがDFにクリアされたシーン。
ライン間にポジショニングしていたブスケツは跳ね返りのクリアをダイレクトでフェラン・トーレスにパス。
エリア内の良い位置で惜しい決定機を演出しました。
何気ないですけど、ワンタッチで急所を突くパス。
思わず唸ってしまうような芸術的なプレーです。
そして、ペドリはいつも通り攻守に献身的に参加し、隙あらば自らシュートを放ちました。
こぼれ球を押し込んだ決勝点はそんな最後までサボらないペドリだからこそ奪えたゴールだと思います。
この3人、今や鉄板の3枚で監督やクレの方々も絶大な信頼を得ていますね。
恐ろしい中盤です…。
後半は流れが一転。セルタが猛攻
近年はバルサ相手に面白いゲームを見せてくれるセルタが魅せてくれた後半でした!
前半はわずかにシュート2本(枠内ゼロ)に終わったセルタ。
前半はビルドアップのところで迷いが見られ、ことごとくバルサの中盤にボールを回収されていました。
正直、バルサゴールを脅かすシーンは30分のアスパスのスルーパスにセルビが飛び込んだシーンくらいでした。
後半もそんな流れでバルサに圧倒されるかと思っていました。
ところが、一気にダイレクトパスが繋がるようになり、攻撃が格段に流動的になりました。
前半とは対照的にシュートを12本も放ち、後半は完全にセルタペースでした。
前半は孤軍奮闘という感じだったノルウェー代表ラ―センに良い形でボールが入り、
そこからアスパスがシュートを撃つシーンや味方が波状攻撃を仕掛けました。
ラーセンは今期から加わった選手だそうですが、前線で収められるいい選手だと思いました。
そして、リーガでも通用する足元の技術がある22歳と今後の活躍を期待しています。
プレスがはまらなかったりすると大敗を喫することもあるセルタですが、
近年はバルサとも相性がいいこともあって、最後までハラハラする展開を魅せてくれました。
まとめ 今後が楽しみな両チーム
攻撃に魅力がある2チームの対戦ということで、
いやぁ!面白かったですね!
セルタの攻撃には最後まで迫力があり、
「決めてくれ!」と思いながら後半を見ていました(笑)。
3強以外には華がないと揶揄されることもあるラ・リーガですが、
セルタのような最後まで楽しませてくれる試合をしてくれるチームもあるということを
ラ・リーガファンとしては伝え続けたいと思っています!
次節には今期一発目のクラシコということで、バルサにとっては負けられない試合となった今節。
マドリーとのバチバチの激しい勝負が楽しみです!
そして、セルタにも注目していきましょう!
以上!最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!!