マドリードダービー感想 アトレティコ(1-2)マドリー

サッカー

こんにちは!!!

今回は2022年9月18日21時キックオフのラ・リーガ第6節マドリード・ダービーについての記事を書きたいと思います!!

試合は2-1、序盤にペースを握ったアトレティコをマドリーが速攻で崩し、ロドリゴとバルベルデの2点を守り切って敵地マドリーが開幕6連勝を上げました!

いやぁ…いい試合でしたね。情熱のダービーだけあってスタジアムも非常に熱い雰囲気となっていて最後まで見ごたえがありました。

情熱のシビタス・メトロポリターノ

およそ6万6000人の観客が入った今回のマドリード・ダービーは壮大なコレオグラフィーでアトレティの人たちが選手を出迎えました。

バルセロナも強力なライバル関係にあるチームですが、やはりアトレティの方々の強いマドリーへの対抗心を感じることができました。

試合の入りから激しくプレッシングに出たアトレティコに熱い声援を送っていたのはもちろん、「絶対に負けたくない」という緊張感がスタジアム全体を覆っていました。

18分にヴィニシウスが得点を挙げたときにはモノが投げ込まれていましたし、後半には古巣対決となったクルトワに目がけてライターを投げ込む観客が現れるなど白熱の様相を呈していました。

マナーはともかくスタジアム全体で戦う熱を帯びたビッグマッチ特有の緊張感で、あんな雰囲気の試合をいつか是非生で見たいと思えるような一戦でした。

ここからはいくつか印象に残ったプレーなどについて紹介します。

カゼミーロの離脱を感じさせないチュアメニ

この試合の「King of the Match(MVP)」は先制点を決めたロドリゴでしたが、僕が特に印象に残ったのはアンカーに入ったチュアメニです。

チュアメニはピッチのアップダウンを繰り返しながら要所要所でボール奪取やスペースを埋め、アトレティコの攻撃陣の攻撃の自由を90分間奪い続けていました。

また、繋がる絶妙なループのラストパスでお膳立てし、セットプレーでは競り合いの強さを見せるなど攻守に存在感を放っていました。

シーズン開幕当初はこれまでの絶対的な主軸であったカゼミーロが抜けた穴が心配されていましたが、そんな不安を払拭してくれるような抜群のパフォーマンスでした。

絶好調のバルベルデ

この選手も絶好調のようでした。

最近はウイングのでの起用が多いバルベルデですが、今日もアップダウンを繰り返す献身的なプレーは健在でした。

サボらないプレーで決勝点となるゴールを押し込んだり、得意の「運ぶドリブル」で大きく味方の陣地を取り返し、攻撃を引っ張るプレーを見せていました。

フロレンティーノ・ペレス会長が絶対手放さないという理由もよく分かります。

先発で存在感を見せたグリーズマン

今シーズンはバルセロナからのレンタル事情もあり、60分くらいからの途中出場が多かったグリーズマンですが、このダービーには先発出場で攻撃陣をけん引しました。

アトレティコらしい前線からの守備で執拗にボールを追い回し、チャンスを作っていました。

25分にはヴィニシウスのトラップが大きくなったところからボールを奪い、チュアメニを交わして枠に飛ぶ鋭いミドルシュートを放つなど、相手DFの脅威となっていました。

残念ながら得点に絡むことはできませんでしたが、相変わらずの基礎技術の高さも見せ、今期の出場時間が短いのは残念でなりません。

難しい試合を冷静に担当した主審

この試合の主審ホセ・ルイス・ムヌエラ・モンテーロさんは難しい試合を少ないカードで落ち着いた流れにしていました。

最後のエルモソの退場シーンの判定は厳しいと思いましたが、前半からファールや口論が何回も起こっていた試合を冷静にジャッジしていたと思います。

最初にも書きましたが、この試合は立ち上がりからバチバチの様相を呈していました。

3分にはジョアン・フェリックスを倒したマドリーのカルバハルに対して、激しく口撃するシメオネ監督に注意を与えました。しかし、その直後の4分、アトレティコのコケが倒れたバルベルデごとボールを蹴ろうとしてあわや乱闘騒ぎになるなど、大変なダービーマッチでした。

この試合最終的に何枚カードが飛び交うことになるのか・・・と最後まで22人揃って試合を見られるか案じていました。

実際一人の退場者は出たものの、挑発の応酬となった試合をイエローカード4枚に抑え、白熱のダービーマッチを審判が主役にするようなことはありませんでした。

最後に

「戦い」の様相を呈していた今回のマドリード・ダービー。全体の印象としてはマドリーの試合運びの上手さが目立っていたと思います。

モドリッチとクロースの鉄板の2枚は相変わらずの安定感を見せていましたし、

ベンゼマがいなくても速攻で相手のゴールを陥れるなど、アトレティコも悪くなかったと思いますがそれ以上にマドリーのチームとしての力量を感じました。

個々の個人戦術の高さや技術の高さからマドリーの選手は上手いなあと思って観ていました。

マドリーにとって未だに今期クリーンシートがないのは課題ですが、それでもこの「勝ち切る力」はマドリーが際立っているところだと思います

この連勝がいつまで続くか楽しみですね!!

以上!最後まで読んで下さってありがとうございました!!!!!!

ルキータ

神戸市出身のサッカー・旅行・読書が好きな社会人1年目です!
日本で生まれ育ちながらも、DMM英会話1000回以上の授業と2回の短期留学を経て、独学でTOEICを450→905点にアップ。
サッカーの推しクラブはレアル・マドリードです!旅行では11か国を訪れました。読書はビジネス書を中心に一年で50冊ほどの本を読んでいます。

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